北海道地震
電気の無い
美瑛の37時間
北海道で発生した大地震の影響で美瑛も停電がありました。
朝3時から翌日の夕方5時まで、実に37時間もの大停電。この間、給油の制限やガソリンスタンドの閉鎖
生産工場、物流の乱れによる物資の不足など、建物への被害が全くなかった美瑛でも混乱が起こりました。
電力の供給が止まり、営業していなかったガソリンスタンド。
地震発生の翌日は発電機で給油を行っていましたが、物流の乱れにより一時給油制限。
信号は全て消えています。美瑛は大きな町ではないので交通事故はありませんでした。
不気味な印象を受けます。
送電の行われていない送電網。どんよりとした空が陰鬱です。
徐々に回復していく電力を見て、何時になればうちの地区は電気が来るのだろう?とヤキモキしていました。
17:04、照明が点きました。
37時間ぶりに点く明かりはとても眩しくて、そして安心しました。
21時頃には丘の上でも電気が使えたようです。
この日の夜、有志の方々の呼びかけで美瑛の町中でバーベキューがありました。
停電で暗い雰囲気を明るくしようという、前向きな楽しいバーベキューでした。
知らない人ばかりでしたが、みんな同じ美瑛に住む方々。すぐに仲良くなり、楽しいひと時を過ごしました。
37時間という大停電でしたが、いろいろなことを学び、そして経験しました。
明かりが何一つない美瑛のまちは、とても暗く、駅前の交差点から天の川が見えるほどでした。
明かりの無い夜はとても長いことも知りました。
そして、どんな時でも周りにはたくさんの人がいて助け合って生きている。
地震の影響はまだありますが、美瑛はすぐに元に戻るでしょう。
被害の大きかった地域の方々にはお見舞いを申し上げるとともに、一早い復興を願っています。
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